お久しぶりです。
あまり最近出張を控えているので、PCとあまりお友達になっていないので書いていないことが多くありました。
人の事例から見る展望を勉強しているのですが、
先の五年、10年での流れや検証を色々と起こしていました。
前澤社長の記事が載っていました。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6306414
話は戻って、
球団買収から見るゾゾタウンの収益化ですが
勝算はあるのか?
ボランティアでやるならのボーダーライン。
収益化の現実問題。
ゾゾタウンの発展・収益化がメインかと思います。
他のチームの事例が多くあるので見てみます。
楽天は買収額0円という形でした。
宮城球場の回収と設備の寄付などで30億かかってます。
買収額 0円
コスト総額 30億 ランニングコスト 5000万円
ソフトバンクは球団に200億円ちょっと(球団50億、興行権150億)
スタジアム年間利用料金として、48億円程度
買収額 200億円
年間使用料(30年契約) 48億円
コスト 248億円 ランニングコスト 15000万円(おおよそ)
DeNAは65億円での球団買収費用、入場料金の13%を球場へ、スタジアムからの広告販売協力金が年間3億円
買収額 65億円
年間使用料 +3億円
出来高払い 13%
コスト 65億(年間3億ぷらす)
というような仕組みになっております。
どんどんいい仕組みになっている気がしてます。
DeNAはやはりいい仕組みで買っている気がします。
ぷらす収支に持っていく流れは組みやすいと思いますし、逆に楽天は棚からぼたもちの感じ。
ソフトバンクは企業力という感じでしょうか。
球団の買収で大きいのは、
ファン層への影響・ブランディング(球団を持っている)
の二つに分かれると思います。
他の商売にどう活かし、収益化を図るかが肝です。
赤字でもいいので本業で盛り返すほどのブランディングが組み込めたらいい訳です。
楽天は、本業の収益が球団買収後には約5倍に伸び、
ソフトバンクは携帯のシェアが6%も上昇、営業利益だけでも相当な伸び率だと思います。
広告費だけでの層ではもちろん限界があります。
ただ、これは企業努力も凄まじいですし。
ある意味インフラの会社だからということも同時に言えます。
球団を抱えているのはロッテを始め日ハム、巨人全ての会社が
ロッテ→お菓子
日ハム→製造業(シャウエッセン)
巨人→新聞
大きく分けてもこれだけの企業が入っているということです。
広島が本来の地元球団という位置付けでしょうか。
DeNAは少し予想外なところがあります。
インフラと言えばインフラですが、実質は違います。
携帯ゲームなのです。
一番得をしたというか実績から見ると
楽天が大当たりしたということになります。
長期的に見てもそうですし、ある意味今回の参入でモバイル事業にも好影響を与えると思っております。
ソフトバンクもハズレではないですよね。
大きくは上がっているところを見ると、企業としては成功かな?という感じです。
何より孫さんのブランディングが完成に近づいたのも企業・ソフトバンク球団のおかげかと思います。
DeNAがちょっと、楽天・ソフトバンクよりは劣るかな?という感じです。
原因ははっきりしていて、
インフラではない。
これだけかと思います。
携帯ゲームというコアな方のマーケットは広告だけで、あまり信用度は関係がなかったのかな?というのはわかります。
そもそも参入した業種が携帯ゲームという他社も多く、流行りという流行に乗って伸びる産業だったからだと分析します。
ライフラインではない。
これですね。
果たしてゾゾタウンを見て見ましょう。
利用者数 632万人(去年の数字)
アクティブ会員 7対3 (男性・女性)
地域 圧倒的に関東
ここから見ても財政上はみなさんご存知の通り問題ないです。
しかし、ここえ考えなければならないのは少子高齢化の社会に移り変わる中で
人口が減少していく流れの中でどう展開するか?
この売り上げで頭打ちではないか?という懸念点があります。
ライフラインとは言え、ソフトバンクの携帯や楽天の食品とは少し違う。
衣類というところです。
これで言えば、携帯をケチるより食費をケチるより、服をケチる方が勝る市場だということです。
その中で、注目は”関東圏”が多いということです。
ゾゾタウンは千葉ロッテの買収という流れで進んでいます。(本社が千葉)
ただ、関東圏に多くの顧客がある中で。
新規市場の開拓含めても関東圏(千葉)に出すのは得策でしょうか?
でしたら、
今の段階で進めるべきは関東以外というのが普通かな?と思います。
認知を含めて、顧客の囲い込み(球場に足を運んだり、見る機会)を考えたら尚更です。
僕が前澤社長なら四国アイランドリーグなど、独立リーグと言われるところを買収します。
というよりも買収できると思います。
一番のスポンサーになればいいだけですから。
まずは弱い地域に出します。
これが消費に間接的につながるのかな?と思っていました。
プライドが許さないと思いますし、資金的にも十分にプロチームを買えるわけですから。。。。
考えますよね。
最後にキーワードは
・衣類という削る候補に上がる職種だということ。
・独立リーグでの展開、少子高齢化を見込んだ上での地域展開
ここが終着地点だと思いました。
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